さいつぉのアニソンブログ

アニソン、vtuber、ボカロ、ゲーム音楽、声優ソングetc...の音楽キュレーションブログを目指しています。

さいつぉの#オーイシ武道館感想会

こんにちは、さいつぉです。普段はピクシブとかツイッターでお絵かきしてます。

今日は素晴らしいアニソンを毎年量産し続けるおしゃべりくそメガネことオーイシマサヨシさんの初武道館ライブの感想を述べていきたいと思います。

感想要約:なんかずっと泣いてました。

いやぁ久方ぶりにあんなに泣きましたね。すげえ感動した。
ずっとは嘘ですが、ことあるごとに泣いてた。泣きたいよな。こんな日は。
チケットは1,000円の配信を買ったんですが、いやああれは配信で正解だった。泣きすぎてとても外なんか歩けなかったな。

一曲ずつ振り返りながら、感想を述べたいと思います。

本編

01. エンターテイナー

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泣きポイント①。おそらく同志の8割はここで涙腺やられたんじゃないですかね。ちなみに僕は途中まで我慢してましたが、2番の「エンターテイナー、あんたの番だ」でとどめを刺された口です。

「夢の舞台に立ったエンターテイナー(オーイシマサヨシ)は何を聞かせてくれるんだろうか、見せてくれるんだろうか」というお客さんの期待・高揚を歌った、まさに始まりにふさわしい一曲。

この曲の「(エンターテイメントを知り、その先の光景を見たくなった)僕」はお客さんでもあるんですが、それ以上に「漢字の大石昌良」なんですよね。

武道館を最初に夢見たのは「漢字の大石昌良」、だけどそこにたどり着いたのはエンターテイナーである「カタカナのオーイシマサヨシ」。この曲で、オーイシマサヨシとして武道館に立つ覚悟を決めるわけです。「エンターテイナー、あんたのせいだ」という歌詞は「オーイシじゃなければたどりつけなかった」という敗北の辞なのか
「オーイシでいいから、その先を見てみたい」という好奇心の表れなのか。
いずれにせよ「いつか俺(大石昌良)で、この舞台に立ってみせる」という決意とともに大石昌良は去り、エンターテイメントが始まります。

 

02. オトモダチフィルム

 

「多田君は恋をしない」のOP。

世間的に目立ってない気がするけど、多分この曲がオーイシマサヨシ分水嶺だったと思うんですよ(偉そうですんません)。

2017年、ジャパリパークの仮歌がニコニコやyoutubeで大ヒット。ボーカリストとして本当に大きな脚光を浴びたのはこのタイミングでしょう。

そしてそのあとに迎えた、自分が歌うアニメタイアップ、絶対にはずせない2発目としては大成功だったでしょう。

本当の意味でアニソンアーティストぽい2ndシングルが、「エンターテイナー」のあとに据えられたのは感慨深い。ここからアニソンアーティスト、オーイシマサヨシのショーが始まる。

03. ギフト

TVアニメ「お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件」OP。

泣きポイント②。オーイシ必殺「ぎこちない不器用さんのラブソング ~多幸感たっぷりのメロディを添えて~」の最新最強形。「オトモダチフィルム」と比べても明らかにパワーアップしてるなと感じさせる一曲。アルバム「ユニバース」の中だと一番好き。

あのオタク二人が舞台に立って踊ってたのもかなり泣きポイント高かった。あんな一階の席の、舞台からも見えやすい場所にいて、その日にデビューできるなんてなって。夢があるなぁと思って。「生きてりゃまだまだいいことあるかもな」って思えて俺は泣いちゃったよ。

はいそこのお前、「仕込んでたろ」とか無粋なこと言わない。

04. 好きになっちゃダメな人

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「お嬢と番犬くん」OP

「君のヒロインでいるために」を思い出させるような甘いメロディ。盛り上がりを見せた会場もいったんは小休止。

MCが「オタクに恋してんねん」と冗談めかして導入されるが、2番のAメロ終わりの「うっうっう~」で歯を噛み縛ってるように見えて、泣きそうに見えた姿が、恋してるかは別として本当に感謝してんだろうなというのが伝わってきたパフォーマンス。

05. 死んだ!

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「勇者が死んだ!!」OP

ここでRAB参戦。他アーティストの参戦で、オーイシも改めて引き締まった感じで曲もパフォーマンスもすげえよかった。

ゆゆうたの頭皮いじるコメントがめちゃくちゃ面白くてずっと笑ってたのはここだけの内緒。


06. なまらめんこいギャル

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「道産子ギャルはなまらめんこい」OP

ロマンスの神様」感あって盛り上がる曲。あとPVの2番冒頭とかラスサビ前とかのあつきさん全体的にかっけえ。RABソロパートもかっこよかった。

もうここらは完全に一流のエンターテイナー同志の対決というか、対バンみたいな、そんな感じでみてて熱かった。

07. サインはB

本当にお恥ずかしながら、オーイシさん作曲と知らず全く聞いたことなかった曲。早口の女声ボーカルはさすがに苦しげですが、歌いきって踊り切っちゃうのはさすがプロ。会場の盛り上がりはすごかったし、推しの子のコンテンツ力おそるべし。

 

08. Hands

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ウルトラマンR/P OP

ヒーローショウのMCみたいになってて会場にいた子供たちはよろこんでいたんだろうか?ただ歌終わりの「ウルトラマンの前だとみんな子供みたいにはしゃいで」みたいなMCのとおり、ウルトラマングッズを買ってもらっていた昔を思い出して、たまに聞くウルトラヒーローの楽曲もいいなぁとなってました。ちなみに僕は、帰ってきたウルトラマンの曲が好きです。


09. 英雄の歌

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モンスターストライク THE MOVIE ルシファー 絶望の夜明け」主題歌

いやぁいい歌だよなぁこれ。シングルだったらこの曲を含む5枚目シングルが一番好き。そのシングルの中でも表現されてると思うんですが、無邪気な子供があこがれるヒーロー像(シングルでは「世界が君を必要とする時が来たんだ」、ライブでは「Hands」)と、自分の非力さも限界も知ったうえで、誰かの英雄を望むあり方の対照性がこころにぐっとくるような。

あと、ここの照明とダンサーとカメラワークめっちゃきれいだった。


10. 碧い砲撃

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アズールレーン」の5周年記念書き下ろし。

ボーカル オーイシマサヨシ絶好調な楽曲。

踊りや振りも最小限、オーイシさんの本気歌唱見れてよかった。冒頭のハイトーンはミックスボイスで出しやすい音域なんだろうけど、その後が張り上げっぽいのかっけえ。

そしてなにより、この「蒼い砲撃」で喉があったまったのか、これ以降歌唱力が1段階上がってる。そういう意味でも最高だったな。


11. 枕男子 ~ トライアングル(大石昌良) ~ 枕男子

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ここまさにエンターテイナーって感じだったな。アーカイブで唯一ここだけ見直した。演奏にとどまらない、お客さんもバンドもダンサーも裏方も、そしてもう一人の自分をも利用した総動員のショー。詳細は観た人の特権なので書かないけど、とにかく見てて終始にやにやできます。ぜひアーカイブ買って。

もちろん曲もいい。「勘違いですはっみがきー!」のところすき。こんなに力強い歯磨きなかなか聞けないよ。

12. 楽園都

コップクラフト」OP

生演奏のトランペットがライブ映えしてた。コメントの忙しいや^^で音楽王思い出して若干ウルっときてたのは内緒。

13. エレクトリックパレード

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これもトランペットとトロンボーンが映える曲。

最初は「キンカン並みにあからさまなタイアップだなー」と思ってたんですが、動画のコメント欄見ると全国の電力業界関係者の方々が励まされているようで。コメント見ると心もほっとするんでぜひ見てみてください。


14. インパーフェクト

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「SSSS.DYNAZENON」OP

実はユニオンが好きすぎてこの曲あんまり聞いてなかったんで、あんまり語れることない。ただ改めて聞くといい曲だな。

あの狭い舞台でバンドも歌手もいるなかで3人で殺陣やるって、結構大変じゃねえか?と思い、ダイナゼノンが勝つかどうかとは趣旨と違うところでハラハラしてたのを覚えています。


15. UNION w/Tom-H@ck

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「SSSS.GRIDMAN」OP

泣きポイント③言わずと知られた「侵略されてるぞ」の曲。まあやはりTom-hack出てくると泣かざるをえないよな。ギターソロTom-hackからの史上最高に勢いのあったウィッシュウィッシュカムトゥルーで泣いちゃった。

 

舞台ではTom出てくるし4人で殺陣やるしでいよいよカオスだった。これは円谷さんも相当頑張ってたろうね。何事もなくめでたし。


16. uni-verse w/Tom-H@ck

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グリッドマン ユニバース」主題歌

ライブについてはシンガロングがすごかったとだけ言っておこう。人によっては泣きポイントだったでしょう。uni-verse、「あなただけの言葉」であると同時に、ただ一つの言葉でもあると。みんな一人一人違うけど、一つになれたこの瞬間を祝う、ライブ締めにふさわしい曲だったなぁ。

 

いや、ライブは続くんですけどね。

 

そしてヒーローは合計6体?が会場も駆け回るし中央の飛び出たところも出てくる大盤振る舞い。本当にお疲れ様でした。

17. Go EXCEED!! w/Tom-H@ck

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ダイヤのA」OP

泣きポイント④。というかこれはMCがずるい。オーイシマサヨシとアニソンの出会いの曲にして熱さの中にさわやかさを感じさせる神OP。

あと個人的な思い出なんだけど、学生の頃の友達がカラオケで歌ってたんだけど、クッソへたくそだったの思い出してなんかそこでも泣いちゃった。


18. 君じゃなきゃダメみたい

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月刊少女野崎くん」OP

これじゃなきゃ終われないみたい。定番すぎてさすがに泣かないけど、いい曲は何回聞いてもいい曲だね。ちなみに間奏はよく落ちてる伸ばすパターンじゃなくて、キー上げするやつ。

 

アンコール


19. 僕らの箱庭

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泣きポイント⑤。そして始まる新しい歌。アンコールの間のいろいろな想像(今泣いてんのかな?とか)を通りこしてアンコール復帰、思わず泣いちゃいましたね。

なんていっても歌詞がいい。「広げよう、めくるめく地図を」「書き込もう、新しい道を」「行き止まりなんてさ、何一つ人生にないはず」「迷える日々さえ、目印になる」「ごらんよ、何が起きても、ここが僕らの箱庭」。

広大な世界で、立ち止まったり迷うこともある人生、安心してくれよ、ここで箱庭はいつでもあなたを待っていると。そう呼び掛けてくれているような、心強い曲。

そしてオーイシマサヨシとしては初じゃないでしょうか、エレクトロスウィング。
僕はびっくりするくらいエレクトロスウィング大好きなので、こういう曲も増えてくれるとうれしいなと思うわけです。いつかエレクトロスウィングもまとめたい。

アルバム「ユニバース」の中で一番好き(さっきギフトって言ってたような気もするけどまあまあ自己矛盾なんて日常茶飯事)


20. ドラゴンエネルギー

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泣きポイント⑥あの汚いぼろぼろのパネルで泣いちゃったよ俺は。
なんで加藤純一と音楽番組をやることになったかは未だによくわからないけど、間違いなくTom-hackとの出会いとは違う意味で、オーイシさんの転機になった曲・番組だったなと。

「ヒーロー、勇気、パワー、ミラクル」「友情、努力アンドビクトリー」前向きなワードを並べた、どんな曲よりもバカみたいに明るい曲。

21. ようこそジャパリパーク

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泣きポイント⑥。ラストはオタクに一番名前が売れたこの曲。

ヒーローの曲でもない、最初の曲でもない、一番有名になった曲でしめるあたり、エンターテイナーの締めくくりだなぁと。RABも出てきて大盛り上がり。

カーテンコールのあとに一人残り、お客さんと歌って、夢の時間の終わりを惜しむように帰る姿も素敵だった。

 

最後に

44歳で達成した武道館という重みを感じさせない、ポップなライブでしたが、そこまでの道のりに心をはせると泣いてしまうライブでした。

大満足でしたが、欲を言うなら「ロールプレイング」が流れていたら、もう一回泣いてたでしょうね。後個人的には「世界が君を必要とする時が来たんだ」が好きなんで、演奏してほしかったなぁ。まあ人生はこれからも続くし、次回以降の楽しみですかね。