さいつぉのアニソンブログ

基本アニソンのこと、たまにイラストとかその他いろいろを書き連ねる日記ブログ

2024春個人的ベストアニソンbyさいつぉ

こんにちは、さいつぉです。普段はピクシブとかツイッターでお絵かきしてます。

 

2024年春シーズンも終わりました。あっという間に2024年もあと半分。
ただ今季も素晴らしいアニソンがたくさん出ているので、大事に大事に紹介できればなぁと思います。それでは行ってみましょう。

 

1.Mrs. GREEN APPLEライラック」忘却バッテリー

今季の堂々たる個人的1位です。さすがNo.1ロックバンド。
過ぎ去ってしまった「青と夏」を恥ずかしくも誇らしくも思う気持ちを歌い上げるこの曲は、まさに紆余曲折を経て都立に集まった天才野球少年たちの物語、忘却バッテリーにピッタリなのではないでしょうか。
ミセスはこぎれいな中に荒々しさが垣間見える一期から、壮大さと芸術性が爆発している二期への転身が華麗なバンドだなぁーと、同じ時代を生きれて嬉しいバンドの一つです。

2.リーガルリリー「キラキラの灰」ダンジョン飯2期

いやぁ最近はずっとこれ聴いてる。本当にいい曲。
「なんだか咽び泣きたくなる」っていうんですかね。夜とかこれ聴きながら散歩するとちょっと涙腺危ないですよ。ダンジョン飯はずっとOPもEDも気に入らなかったんだけど、この曲でやっと物語の輪郭が掴めた気がする。
そしてリーガルリリーという名前を、ここで聞くことになるとは思わなかったなぁ。確か初めて行ったビバラの前夜祭みたいなやつで見たことがあるんですよ。フェス前夜にに飽き飽きしつつ予習をしてたんですが、その中でも「リッケンバッカー」は自然に聞けた数少ない曲の一つだった覚えがある。

3.LiSA「Shouted Serenade」魔法科高校の劣等生3期

まあこれが入らないわけはないんですよ。LiSA×田淵×堀江のゴールデントリオがさらに強くなって帰ってきただけなんで。文句なしに最強です。
がしかし、これは、LiSAがやばやばですね。作曲田淵アレンジ堀江はもちろん2010年代を蹂躙したアニソンモンスタータッグではあるんですが、比較先となるRising Hopeと比べるとLiSAが歌上手くなり過ぎてる。録音機器とか環境もあるのかもだけど、ロングトーンもがなりもラップもかなり聴こえやすい。ちゃんと聞いてみようかなLiSAの最近の曲。紅蓮花以降あんまり聞いてないんだよな。あ、嘘、裸足のステップは聞いたかも。

4.Kroi「Water Carrier」SANDLAND

前のブログで紹介しかけてしまったんですが、よく考えたら2024春なので紹介させてくださいよ!Kroi!
もう世間でも来てるんかなぁ?最高のアニソンしか提供しないビッグニューカマーなんですけどね。アンダーニンジャの「Hyper」ぶっちぎり?!の「Sesame」とノリに乗って鳥山明原作の主題歌っすからね。
そしてSANDLANDもはちゃめちゃに面白いです。グラフィックもいい。ディズニープラスなんて月に1300円くらいで確か見れたはずなんで、ぜひお昼の1食2食くらい捨てて見てみてください。


5.Nissy × SKY-HI「Stormy」ブルーロック エピソードオブ凪

ブルーロックの番外編、無為の天才、凪誠士郎と夢想家御影玲王の物語を飾る主題歌。

Nissy =凪、SKY-HI=御影という構図がMVでも歌詞でも貫かれており、王座という果てしない夢に惹かれる御影と、感化されて熱くなる凪の様子がよく表現されてます。

しかし個人的にはNissyの方が苦労人、SKY-HIのがプロデュース業もちゃっかりこなしちゃう天才肌な気も、、いやでもよく考えたら両方とも恐ろしく天才です。才能同士の協奏を是非お楽しみください。

 

6.和ぬか「ギフにテッド」変人のサラダボウル

曲だけいいなぁと思っていてアニメを見たら「あ、岐阜ね」という納得感が印象的だった曲。「ひれ伏せ」「無能」「哀れで惨めで」と強い言葉で劣等感を歌いながら、このほんわかした雰囲気とMVでバグりそうになります。

ちなみに変人のサラダボウルは、地方アニメのふりをして結構エグい話題に触れてくるので好きです。

 

7.木野ひまり「ギフティ」ささやくように恋を唄う

たまたまギフつながりですが、こっちは甘い声と曲調が癖になる一曲。くねくねしながら聴きたくなります。わかりますかねこの感覚。

作詞作曲は渡辺翔。アニメの内容はガールズバンドかつ百合よりなんですが、主人公たちのライバルバンドの曲も全て作詞作曲を担当しています。なんて贅沢なんや。ギフティとは雰囲気が全然違ってめちゃくちゃかっこいいのでこっちもおすすめ。

youtu.be

アニメ自体が9話で止まっているのが少し残念。

 

8.ツルシマアンナ「1日は25時間」 夜のクラゲは泳げない

 

オリジナルアニメ「夜のクラゲは泳げない」のED。焦燥感をうたうありふれた歌詞のようなんですが、アニメを見るとリンクする箇所が多いんでぜひ見てみてください。

そして、この美しいピアノストリングスは40mP。劇中歌も多く作詞作曲しており、ピアノプレイが遺憾なく発揮されてます。

そしてツルシマアンナという謎のシンガー。歌い方はあどけなくて素直な感じが聴きやすいです。

9.大渕野々花「朱く染めて心臓」怪異と乙女と神隠

見事なカッティング、最初9mmかと思いました。が作詞作曲はボカロPのNeru。
ところでエンディング映像いいですよね。久々にサンドアートを見た気がします。不穏な感じと相まって物語の雰囲気もよく表現できている気がします。

10.なとり「絶対零度」WINDBREAKER

というわけで最後に紹介するのは絶対零度。初めてなとりの曲聴きましたが、すごくいいです。これは紛れもないロックだ。ギターと編曲のじんの隠しきれない感じがたまらん。これとライラックが今季を代表する男声ロックでしたね。

しかし、声は低いのにテンポが速めなんで、逆に歌うの難しそうだなと思いました。和ぬかもそうですが、高くはないけど難しい曲というのがだんだん増えている気がします。カラオケチャレンジャーな方はぜひトライしてみてください。

総括 三高は終わりつつあるのか。

高音域、高テンポ、高密度の歌詞の三高がもてはやされたアニソンの時代は、すでにどこかに行ってしまった気がする。今回あげた曲だとそれらを満たすのは「Shouted seranade」と「朱く染めて〜」ぐらいだろうか。いずれか一つは満たしていても、全てを満たすようなカロリーの高い曲が減ってきている印象ですね。聴き疲れ・選び疲れがもたらす全体の傾向が原因だと思いますが、代わりに言葉選びやテンポが独特な曲が生まれ、人に多く聞かれるようになる下地ができつつあるのかもしれません。来季もいっぱい聴いてみたいと思います。

 

プレイリストはこちら。

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